編集後記集

■川沿いの散歩道に桜が咲いた
 私の部屋の北側には水路があり、水路のそばには遊歩道が整備されている。「草野都市水路」と遊歩道は、「水循環・再生下水道モデル事業」として整備されたもの。
 昨年(05年)の5月に初めてこの遊歩道を歩いて、川の源流まで行った。「南の散歩道」と名づけた遊歩道は早足で歩いて源流まで片道30分ほどの距離である。昨年は5月の終わりころから、デジカメを持ってこの散歩道を歩いた。水路と遊歩道の表情、水路沿いの花、遊歩道のほとりの花、花で彩る家、などをテーマに撮った写真を整理して、私のホームページに加えた。その時に桜がたくさんあることがわかったが、既に葉桜になっており、花については想像するしかなかった。
 ことしの年度末も忙しい思いをしながら過ごしていたら、花の季節が来て満開の時期になっていた。週に1日か2日は家に居ることが多かったのに、このところ外出することが多く、ゆっくり遊歩道を歩く時間がなかった。29日に夜桜を見た。31日には出かける途中に遠回りして急ぎ足で朝日に映える満開の桜を見に行った。写真に示すように散歩道は花で一杯であり、川面も桜で覆われていた。
 赤みをおびたかたい蕾があっという間に開花し、短い期間咲き誇り、葉桜に変わり、緑が濃くなってやがて散り、冬場にはその姿をひっそりと隠してしまう。そしてまた春に咲く。毎年見る花は違っても、花を見るたびに、来年もまた花を見ることが出来るであろうかと思うのが常である。川沿いの散歩道のに桜も定番のひとつに加えて、散り行く花をしのびながら、来年もまた桜が咲いてくれることを期待することにしよう。
【生部】

           


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