龍の謂れとかたち


謂れかたち

熊野那智大社の絵馬
熊野那智大社は熊野三山の一つ
水が豊富にあふれ落ちる「那智大瀧」を「神」としてあがめ、そこに国づくりの神である「大巳貴命」(大国主命)を祀った
また、親神さまである「夫須美神」(伊弉冉尊)を祀った

仁徳天皇五年(317年)に社殿を瀧からほど近く、見晴しのよい現在の社地に移した
この時、大瀧を「別宮飛瀧大神」とし
新しい社殿には「夫須美大神」を中心に、国づくりに御縁の深い十二柱の神々を祀った
やがて仏教が伝来し、古来の神々と仏とを併せてまつる神仏習合の信仰が行なわれるようになった

全国から沢山の人々が熊野を目指すことになる
宇多上皇、後白河法皇、後鳥羽上皇、花山法皇など皇室の尊崇が厚い

「熊野」という地名は「隈の処」という語源から発しているといわれている
「クマ」は「カミ」と同じ語で、「神の野」に通じる
【熊野那智大社のホームページなどより要約】


熊野那智大社の絵馬

龍の頭部の詳細


090807
龍の謂れとかたちのTOPへ