龍の謂れとかたち


謂れかたち

日露戦争軍票 銀1円

(Military Notes of the Russian-Japanese War 1yen)

軍票:正式には、軍用手票。
戦地・占領地で、軍隊が使用する手形。軍用手形のこと。
占領地に駐留する軍の物資の調達や、
給与の支払いなどの経費を補うために、政府によって発行された紙幣である。
 本国の通貨制度に関係なく、現地のみで使用できるもの。

06年8月に清田泰興氏宅を訪問。
清田氏は元日本航空のパイロット。
本業の傍ら長年日本の貨幣の収集家として知られる。
当日、貴重な収集品の中から龍の図が描かれている紙幣や軍票を見せてもい、
氏のご好意により撮影させてもらった。


【写真の下に説明あり】


【実物のサイズは130mm x 92mm


龍の頭部を拡大した

日清戦争に於ては日本通貨及び現地の通貨を使用し、
軍用切符の発行計画が遅かったので戦争に使用できなかった。
日清戦争当時の経験及び計画を参考として着々其の準備を進めていた。
明治37年に発行
発行枚数 25,233,000枚
日本貨幣カタログ番号 13-4(軍2B)

061203/
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