謂れかたち
長谷川紀代の辰酒杯

陶芸家の青藍堂五代・長谷川紀代さん
若杉窯の発展に貢献し九谷焼の基礎を築いた川尻屋七兵衛氏の6代目にあたる
1955年に九谷焼の道に入り、1962年には日展初入選
2代目徳田八十吉、2代目浅蔵五十吉、北出塔次郎の各氏らに師事

箱に入っている略歴に、下記の文章が書かれいる
この世に生きる上において、一方には師をいただくことにより自己を磨き、
また別の一方では、どこまでも独歩して天与の個性を発展させたいと思うものです
それにつけても、芸術と呼ばれているものは、私にとって、最も直接に他を学ばしてくれ、
自分のありのままで、人とまじわれる楽しい世界とおもっています
【師 出口直日先生著『こころの帖』より】


木箱紐通し


辰酒杯
長谷川紀代さんの手描き


辰の詳細


高台内に紀代の銘がある



酒杯 十二支
【十二支の写真提供:井出昭一氏    写真をクリックすると拡大します】


「ギャラリー 九谷 紀代」
所在地:小松市西軽海町4-169
TEL:0761-47-0165

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