龍の謂れ
かたち
大巧寺の向拝の龍(鎌倉市)

大巧寺
大巧寺(だいぎょうじ)は、神奈川県鎌倉市小町にある日蓮宗系の単立寺院
特定の檀家を持たず、安産祈願を行う寺として知られる
旧本山は、比企谷妙本寺

大巧寺はもともと大行寺と称する真言宗の寺院
当初は十二所の梶原景時の屋敷内にあった

この寺で頼朝が軍議を行った結果、大勝利を収めたため、頼朝の命により「大巧寺」という名称に改名した
文永11年(1274)、日澄により日蓮宗に改宗する
これに基づき現在では開山を日澄としている
元応2年(1320)、二月に現在地へ移転した

慶応2年(1866)10月15日、本堂・庫裏が火災により焼失
明治3年(1870)に再建されるが、大正12年(1923)の関東大震災で倒壊
本堂は昭和6年(1931)、庫裏は同7年に再度再建される

おんめさま信仰
大巧寺は別名「おんめさま」とも呼ばれ、安産祈願の寺として知られている
「おんめさま」とは「お産女様」(おうめさま)が訛った言葉で、境内に祀られている「産女霊神」を指す
犬はお産が軽く安産であるという伝承から、犬を縁起物として扱っている
このため、戌の日は吉日として安産祈願者で混みあうことが多い
撮影したのは2014年11月23日、この日は戌の日で大変込みあっていた

宗派 :日蓮宗(元、真言宗)
旧本山 :比企谷妙本寺
改宗 :文永11年(1274
開山 :日澄
開基 :不明
【Wikipediaより要約】


大巧寺の入口  戌の日で参拝客が一杯


大巧寺 本殿正面


大巧寺の向拝


大巧寺の向拝の龍の彫刻



龍の彫刻 全体


龍の頭部


大巧寺の住所:神奈川県鎌倉市小町1-9-28

150206
龍の謂れとかたちのTOPへ