謂れとかたち
宇多須神社の手水舎の龍 金沢

宇多須神社は、養老2年(718)の多聞天社と称して創建
慶長4年に藩祖前田利家公を卯辰八幡宮と称して祀り、藩士が禄高に応じて祭祀料を負担した
尾山神社の創建に伴い元の祭神である高皇産霊神を遷座した
明治2年、高皇産霊社と改め、同5年卯辰社と改称
明治33年10月2日、宇多須神社と改め、同35年県社に昇格された

宇多須神社は金沢五社のひとつ。通称毘沙門さんと云う
金沢五社とは、吉田神道の五つの神社の総称
五社ともに近代の社格制度では県社に列格された
この五社全てを参る事を「五社参り」と言い、盛んに行われた


宇多須神社 正面


宇多須神社 拝殿  当日には結婚式が行われており賑やかだった


手水舎の龍の吐水口  岩場を設えて置かれている珍しい例



龍の吐水口  正面


龍の吐水口  斜め上部より見る


龍の吐水口  正面上部より見る


宇多須神社
住所:金沢市東山1-30-8
電話:076-252-8826

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