謂れとかたち
目黒不動の倶利伽羅不動尊(東京)

倶利伽羅不動尊
倶利伽羅龍王は、インドの八龍王(日本の八大龍王とは異なる)の一尊であるクリカ(Kulika)
倶哩迦羅、倶梨迦羅などとも書く
災厄を切り裂く利剣に、倶利伽羅龍王が巻き付いた姿は、不動明王の化身と崇められてきた

磐石の上に剣が立っていて、それに倶利伽羅龍王が巻きついている
龍は剣の先を飲もうとしている
剣はお不動様の右手の剣、龍はお不動様の左手の索を表す
お不動様の代表的な功徳を神格化したもの
不動明王の激しさ、荒々しさ、力強さそのものを表す
【2020年2月18日 撮影】


倶利伽羅不動尊は独鈷(とっこ)の瀧の上の斜面にある


倶利伽羅不動尊


磐石の上に立つ剣に倶利伽羅龍王が巻きついている


龍は剣の先を飲もうとしている


石段の途中より倶利伽羅不動尊を見る

目黒不動住所:東京都目黒区下目黒
200303
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