龍の謂れとかたち


謂れかたち

成田山 三重塔

正徳2年(1712年)に建立され、3回の大修理を経て、
昭和56年から昭和58年にかけて現在の姿に復元された。
修復には、享和3年(1803)の古文書に書き留められていた、
漆塗と色彩の仕様が用いられた。

塔の高さは、相隣の頂上まで約25Mで、初重の柱、長押、台輪などに地紋彫りを、
各重の尾垂木の先端部は龍の丸彫りで飾り、
脇間板壁には十六羅漢の彫刻をめぐらせている。
軒板には雲紋を浮き彫りにして極彩色を施している。

塔の初層の内陣には金剛界大日如来の「五つの智慧」をあらわす五智如来が安置されている。

 
 三重塔の全景

 
尾垂木の先端部は龍の丸彫りで飾られている                           ピンクのところは2層の手すり  

 
龍の彫刻の詳細                                                       極彩色が施されている

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