謂れとかたち
鍋島松濤公園にある十二支が彫られた石燈籠

鍋島松濤公園の右奥の木立の中に石燈籠がある
中台(ちゅうだい)の部分に十二支の彫刻があるので紹介する

江戸時代にこの地は紀州徳川家の下屋敷があったところ
鍋島家は明治5年に下屋敷の払い下げを受け、明治9年に茶園を開く
《松濤園》と名付け《松濤》の銘で茶を売り出す
茶園が廃止された後、湧水池を中心とする一画が児童遊園として公開さる
昭和7年に東京市に寄贈された後、渋谷区に移管され現在に至たる
《松濤》とは茶の湯のたぎる音の意
【公園の掲示板より要約】
撮影:2008/5/7&2016/4/16


燈篭


燈篭 中台


巳と辰


十二支の辰


十二支(全)







【公園入り口の表示版】


【公園の全景】

所在地
開園年月日
公園面積
:渋谷区松濤2-10-7
:昭和25年10月1日
:5,0125平方メートル
080511/210118/230407
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