龍の謂れとかたち
スペインで出会った龍と仲間たち
建物がドラゴンを模しているカサ・バトリョ(Casa Batllo)
【写真:イグナシ・デ・ソラーモラレス著 高橋武智訳 『ANTONIO GAUDI』 美術出版社 1998】

カサ・バトリョ(Casa Batllo)
この建物は、カタルーニャ地方に伝わるサン・ジョルディ(聖ゲオルギオス)とドラゴンの戦いをモチーフにしている
バルセロナのメインストリート パセッチ・ダ・グラシア通りに面する
建築家アントニ・ガウディが手がけたユネスコ世界遺産
アントニ・ガウディは1904年-1906年にかけて改修を行った


カサ・バトリョのファサード

うねった屋根
うねる屋根はドラゴンの背中を模して、2層のカラフルなウロコ状タイル(トレンカディス)で仕上げ
緑・青・ピンク・黄色へと色が変化し、光の当たり方によって光沢を放つ
「生きて蠢くドラゴンのうろこ」の質感を表現している

四位一体の十字架を掲げた塔
ドラゴンに突き刺さる聖ゲオルギオスが放った「剣の柄(または槍)」を象徴している 
この塔には、聖家族(イエス、マリア、ヨセフ)を表すイニシャル(JHS、M、J)が刻まれている
聖なる力(剣)が悪魔(ドラゴン)を討ち滅ぼす情景を象徴的に表している


うねった屋根


ドラゴンの背骨と四位一体の十字架を掲げた塔の頂部


外壁を象徴する「髑髏のバルコニー」
鋳鉄製の独特なカーブと中央の2つの空洞が人間の頭蓋骨や仮面のように見える
「ドラゴンに喰われた犠牲者たちの頭骨(髑髏)」や仮面を模したデザインと言われている
地元バルセロナではこの建物自体が「骨の家(Casa dels ossos)」というニックネームで親しまれている


髑髏のバルコニー

【以下は「NHK 世界ふれあい街歩き 2026/10/22」より】


外壁面


外壁面 円盤タイルや破砕色ガラスで覆われている


髑髏のバルコニー
 

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