龍の謂れとかたち


謂れかたち

スペインで出会った龍の仲間たち

ソルソーナの秋のお祭りに登場した龍(ドラック)の舞い

ソルソーナはバロセロナの北西125kmに位置する人口1万人ほどの町
街から外に出ている人たちも、毎年秋のお祭りの時期にあわせて帰省して祭りを楽しむ

この龍の重さは96kg
入場してきたときの足元はジーンズだったが、本番の舞では正装しているのが見える
動物たちのの登場者の中では一番古い建造(創り)である
形状など、1692年に登場した時代のまま
口元に取り付けられた爆竹が火を噴き鳴り響く踊りは、顔つきの凶暴さからも
動物たちの踊りの中で最高のショーであり、最大の見ものとなっている
踊りのクライマックスを演出し、祭り全体を大きく彩る役割となっている


動物たちの踊りの中で最高のショー


動物たちのの登場者の中では一番古い建造(創り)

 
口元に取り付けられた爆竹が火を噴く


アリガ(ワシ)の舞
シゥタット(シティ)の称号のある街のみが特権的に所有できた街のシンボル、エンブレム
ソルソーナは1676年以降この特権を所有している
特定の人物の前で踊られる舞は、その人物にシュタットの鍵を渡すことになっていた

 
アリガ(ワシ)の舞と頭部の拡大


ジェガンツの舞
ソルソーナのジェガンツは、1677年までに2体。1727年に2組4体となった
高さ4mほど。重さは60〜70kg
キングとクイーン、その娘のプリンセッサ(姫君)と未来の花婿の遠い国のプリンス
踊りの意味
遠い国からプリンスが結婚の申し込みに来た
未来の義父と義母に挨拶をして
「結婚してもよろしいでしょうか? プリンセスを妻に迎えたいのですが・・・」
「うん、君なら良いだろう。どうかね?クイーン」
「もちろん! いい跡取りになるでしょう」
ということで、無事祝儀が終了する
この間約5分 フラビオルという伝統笛の音に合わせて舞われる
前座のような趣で、クマの踊りや騎馬の踊りが女性や子供たちによって舞われる


ジェガンツの高さ4mほど  重さは60〜70kg


遠い国から来たプリンスが姫を嫁にくださいと願う

このページの説明は、ソルソーナ在住の佐野虔之介氏より提供の資料を要約した

祭りの写真をこちらからご覧になれます


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