謂れとかたち
注染(そそぎ染め)による龍の絵柄の手ぬぐい

注染(そそぎ染め)
注染は、手ぬぐいや浴衣を染める技法のひとつで、明治後期に発明された日本独自の染め方
浴衣や手ぬぐいを一度に大量に染める技術として普及した

染め方の工程の説明
手ぬぐいの大きさの型紙を木枠に張る
反物状の晒に型紙を置き、上から防染糊を木へらでのばす(糊は染めない部分にのみつく)
型紙の木枠を上げ、反物を屏風状に畳む
再び型紙の上から防染糊を同じ位置に置く
木枠を上げ反物を畳み防染糊を置く という繰り返し
一疋分の晒(さらし)を丁寧に畳んでゆく

反物が手ぬぐいの大きさに畳まれた状態の上から、じょうろで染料を注ぐ
(糊づけ時に畳まれた手拭いの染めいろ別に注ぐ枠を作っていくことに特徴がありる)
染料を注ぎ入れた後、下からポンプで減圧し、一気に染料を布に染み込ませる
定着液を全体に注ぐ

染めが終わると洗い工程になり、余分な糊を糊を落とす
洗い工程のあと、天日で乾燥する

この手ぬぐいは川越の《旭屋》で08年3月に購入した
《旭屋》の主人が、この手ぬぐいは注染であることを教えてくれた


手ぬぐい全体
 
 龍の頭部の拡大
 
龍の爪

080923/
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