龍の謂れとかたち


謂れかたち

曽我直庵の竜虎図屏風(東京国立博物館)

仕切ることにより場を作り出し、室内空間を演出する機能をもつ屏風や襖
権力を象徴し、場を荘厳するなどの目的のために、絵が描かれたり、書が揮毫(きごう)されたりした
安土桃山時代から江戸時代の屏風と襖を展示してある

曽我直庵:生没年不詳
紙本墨画
安土桃山〜江戸時代・17世紀
2階7室 2010/1/13〜 2010/2/21

直庵は、安土桃山時代において雲谷等顔や海北友松らと並び立つ水墨画の巨匠
荒々しい筆遣いで樹木や岩を描き出す
室町時代以来の典型的な竜虎図の構成
力強い筆捌きで竜虎や波が描き出されて直庵の特徴が色濃くあらわれている
【展示の説明より】


竜虎図屏風


右双 竜図屏風


力強い筆捌きで竜や波が描き出されている


竜の頭部


100210
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