謂れとかたち
 青磁象嵌辰砂龍文瓶(東京国立博物館)

せいじぞうがん しんしゃりゅうもんへい
陶製 高麗時代・14世紀
小倉コレクション保存会 寄贈
TG-2777

青磁象嵌は高麗時代に独自の発達をとげた装飾技法
白い象嵌の間に見られる赤の彩色は、辰砂(しんしゃ)と呼ばれるもの
胴を用いた顔料で、酸素をできるだけ遮断する、還元焔焼成によって赤色に発色
胴を呈色剤用いた赤色は、発色を安定させることが大変難しく
高度な焼成技術を要します
【展示の説明より】


青磁象嵌辰砂龍文瓶  正面 


正面  龍の文様


右側面  龍の文様


右側面  龍の文様

【撮影:2015年10月】
東京国立博物館住所:東京都台東区上野公園13−9
200326
青磁象嵌蒲柳水文龍首瓶
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