謂れとかたち
よきことを菊の十二支(東京国立博物館)
東京国立博物館140周年特集陳列 博物館に初もうで-巳・蛇・ヘビ
博物館に初もうで~ひつじと吉祥~

歌川国芳(1797-1861)筆
横大判 錦絵
江戸時代 19世紀
A-10569-5525

歌川国芳は、器物の集合絵を得意とした
幕末に流行した菊人形に倣い十二支を描き
斧(よき)・琴(こと)・菊(きく)の模様を染め出した
尾上菊五郎の役者柄で知られる「よきことを菊」をタイトルに入れ
それぞれの干支に「・・・・・聞く」の地口(じぐち)を添える
蛇には「巳になる事をきく」
辰には「辰す尺を菊」と読める
【展示の説明より】


よきことを菊の十二支


辰と巳


130611/200325(写真を交換)
【撮影 2015年1月】
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