謂れとかたち
狐峯山玄門寺の龍の天井画

狐峯山玄門寺
狐峯山玄門寺は金沢市東山にある
浄土宗狐峯山玄門寺は、甲斐の僧、玄門直釣が寛永10年(1633)に創建
万冶3年(1660)に加賀藩士、内藤善斎が三代前田利常公から、現在地五百三歩壱尺弐寸を拝領し移転した
玄門寺は、順生が発願したという一丈六尺の大仏(寄木立像阿弥陀仏)が安置されていることでも有名


狐峯山玄門寺の山門

天井画の龍図
本尊の天井画の龍図は200年以上前に描かれたものとされる
円山応挙に絵を学んだ仙台藩御用絵師の東東洋(あずまとうよう)によるもの
《法眼東洋》と落款もある
龍図がほとんど見えなくなっていたので、2009年に墨と水干顔料で描きおこされた
注意深く原型を起こし、元の絵を忠実に再現することに注意をはらったと
修復を担当した仏画制作・修復を業とする《伯舟庵》が記している



天井画の龍図


龍の頭部


狐峯山玄門寺
住所:石川県金沢市東山2-14-33


160420
玄門寺の欄間の龍のレリーフ
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