謂れとかたち
狩野探幽の雲龍図(妙心寺法堂)JRの2007年夏のキャンペーン

JRは2007年夏のキャンペーン寺院に妙心寺を選び
狩野探幽の雲龍図(法堂天井)を大型のポスターにした
そのコピーは
『同じところでうなずいて。そうして、この夏、家族になっていく。』
今年の夏休みは、親子で京都へ。
ぬけるような青空と、魅力あふれる夏の京都がお待ちしております。


【JRの広告 幅が約2.7Mもある大きなもの 地下鉄四谷駅で】

狩野探幽

狩野永徳の孫 1602年(慶長7年)京都に生まれ 1674年(延宝2年)没
二条城、江戸城、名古屋城などの幕府や、大徳寺、妙心寺などに作品を残し江戸狩野派のもとを築く

法堂天井 雲龍図(重要文化財)
関山慧玄国師の300年忌を記念し法堂(はっとう)が建造される
狩野探幽が55歳のとき、8年の歳月を要して描きあげた
直径12m 通称「八方にらみの龍」という
龍の目は円相の中心に描かれる
立つ位置、見る角度によって、龍の表情や動きが変化するように見える
東からは龍が昇っていくように、西からは龍が降りてくるように見える
絵具の原料に貝殻・炭・草木のしぼり汁など自然のものが使われているので変色が少ない
約350年の間、一度も修復されず今に至っているという
【JRのホームページそのほかより要約】


【天井の中心部  直径12m  JRのポスターの部分】


【頭部と爪の拡大 JRのポスターの部分】


法堂天井 雲龍図 狩野探幽 筆
【写真は拝観時にいただいた資料(大型の写真)を複写したもの/
150515


妙心寺
臨済宗妙心寺の本山 山号を正法山という
開創は建武4年(1337)
広大な山内に46の塔頭寺院が存在している
【写真は 070723 撮影】


妙心寺 南総門

法堂(はっとう)
開山300年遠諱を記念して承応4年(1655)から明暦3年(1657)にかけて建造
山内の建築物の中では最も大きなお堂 (重要文化財)
堂内には禅宗様式の須彌壇(しゅみだん)及び鏡天井には狩野探幽筆の雲龍図がある

法堂の屋根の南東の角にある瓦は龍のように見えるが確認は出来ていない

 
妙心寺 法堂外観  法堂の屋根の南東角のかわらのみが龍

070713/070727/150515/171003
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