謂れとかたち
横浜媽祖廟

横濱媽祖廟
1858年に結ばれた日米修好通商条約を機に、横浜は開港場として整備され、翌1859年6月2日に開港

明治時代の清国領事館(現・山下小公園に所在)に媽祖廟を意味する「天后宮」が祀られていたという記録がある
媽祖廟は、日本では15世紀に沖縄・琉球王国で祀られたのが最初といわれる
廟内に媽祖が祀られていたと伝えられている

横濱媽祖廟は、みなと横浜にふさわしい海の安全を守る媽祖を祀る文化施設
中国文化の継承と発展を期するとともに、新たな横浜中華街の魅力づくりに寄与し
横浜の地域社会に貢献することを目的として媽祖廟を建立
「横濱媽祖廟再建プロジェクト」として進められ、2006年3月17日、横濱媽祖廟は落慶開廟した

【ホームページなどの説明より】


横浜媽祖廟 右奥に8角形のお堂が見える


横浜媽祖廟 門の正面


門にある龍の飾りの全貌を見る

門の中央の梁間


上段


中央


下段

 
下段の詳細(左と右部の拡大)


中央の龍のレリーフ


門の右側の梁間


3段の飾りが配されている


中央の龍のレリーフ



門の柱(中央梁間の右の柱)

龍の飾り



門の屋根の棟にある龍の飾り



門の屋根の棟に龍の飾りがある 門を内側より見る


龍の飾り(門の内側より見る)


左側の龍(門の内側より見る)


右側の龍(門の内側より見る)



正面の龍のレリーフ


門の位置より内部を見る 正面に龍のレリーフが見える


門を入って石段を上がったところにある龍のレリーフ


レリーフの全景


左側の龍


右側の龍



八角形のお堂


八角形のお堂を支える柱と梁(正面)


梁の中央部を見る(正面)



柱の上部(正面右側)



龍の飾り(主面右側)




八角形のお堂の屋根を支える柱(表面)

八角形のお堂の屋根を支える柱(裏面)


八角形のお堂の屋根を支える柱(裏面の詳細)



入口の案内版



媽祖
「媽祖」は「天后」ともいわれる
北宋時代(960年-1127年)に福建省の林氏の娘として生まれた
生まれて1ヵ月も泣き声をあげないため、「林黙娘(りんもうにゃん)」と名付けられた
小さい時から才知に長け、10歳の頃には朝晩欠かさず念仏を唱え
16歳で神から教えと銅製の札を授けられたといわれている
神通力を駆使し、むしろを用いて海を渡り、雲に乗って島を巡回し、札の力で悪や災いをしりぞけ、病を癒す
彼女を人々は、「通玄の霊女」と尊敬の意をこめて呼ぶようになった
28歳の9月9日に修行を終え天に召された
その後も、赤い衣装をまとって海上を舞い、難民を救助する姿が見られた
人々は廟を建てて護国救民の神様として祀るようにった
その神通力は国に広まり、歴代の皇帝も「天妃」、「天后」、「天上聖母」などの名を贈り敬意を表した
「媽祖」は、航海を護る海の神様として、自然災害や疫病・戦争・盗賊から人々を護る女神様として
現在でも中国大陸・台湾はもとより、華僑が住む世界各地で信仰されている


ご利益
家内安全・商売繁盛・心願成就・開運成就・身体健全・社運隆昌・交通安全・
旅行安全・厄難削除・合格成就・安産祈願・息災延命・良縁成就・無病息災・除災招福



横濱媽祖廟
電話:045-681-0909
住所:横浜市中区山下町136 【南門シルクロード】
開門時間:9時~19時



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